パーマって、どういう仕組みでかかるかご存じですか?
人類が発明した、神秘の技術です。
こんにちは。
大げさな表現からスタートしましたが、私は本気で神秘だと思っています。今日も語ります。
ショートのパーマヘアが大好きでして。(もちろんロングも好きなのですが。)
アシスタント時代、先輩のお客様のパーマ施術時、ロッド巻きを一緒にさせていただく機会をもらえるのですが、現場のサロンワークのロッド巻きはすごく貴重なチャンスで、楽しみで仕方なくて、カウンセリングが終わってアシスタントにつくタイミングで今日のメニューをチェックする時に「パーマこいこい!」って思いながらチェックしていました。たくさん巻くスタイルの時はウキウキしてて、他のお仕事で呼ばれて巻けなくなったりするとがっかりしたりしていました。
パーマとは、パーマネント・ウェーブの略で、「持続するうねり」という意味です。言葉の通りで、洗っても取れずに残るうねりを作ることを、パーマと呼びます。
古代エジプトの貴婦人が、濡れた髪に土を付けて木の枝に巻き付けて乾かしカールスタイルを楽しんだというのが、パーマの起源だそうです。現代っ子の私は「よぅやるなぁ…」と思いますが、当時はそれが画期的で、貴婦人の贅沢で華やかなおしゃれだったのでしょう。
その後の歴史で幾人かの天才科学者が髪の毛を持続的に曲げる方法を発表し、日本に渡ったのはアメリカの方法。『電髪』と呼ばれる方法で、現代のデジタルパーマ(ホット系パーマ)のように、薬液で処理した髪にロッドを巻き、巻いたロッドにコードをつなぎ、加熱してウェーブを形成するという方法が昭和初期に大流行したそうです。
電髪は戦争をきっかけに「贅沢」とされて政府に禁止され、一旦はパーマの歴史は止まるのですが、終戦をきっかけに女性たちの美への渇望が大爆発して、再び流行しだしたそうです。
髪の毛はタンパク質でできています。パーマは、髪の毛の生まれ持ったタンパク質の配列を変える技術です。
ヘアカラーとパーマを当たり前に楽しむことができる現代では、ヘアダメージへの配慮も欠かせません。
キレイで華やかなパーマスタイルでいるためには、優しいパーマ施術と、適したヘアケア、スタイリングが必要です。
「パーマ=痛む」というお考えの方も多くいらっしゃいますが、ヘアカラーもパーマも、適切に施術して適したケアと扱いをしていけば、ただただ楽しい貴族のおしゃれです。
皆さんが良く「普通のパーマ」とおっしゃるコールドウェーブは、痛みが激しかった「電髪」の後に考えられた、「痛みにくいパーマ」として加速的に広がり、今ではパーマの主役です。髪の形を変えるための基本の仕組みは変わりませんが、有効成分はどんどん発表され、効果の優しい化粧品登録の種類も増えています。
時代とともに、どんどん進化しているんですね。
根元の割れを防ぎたいけどくるくるにしたいわけじゃないという方には、根元の立ち上がりを付けるためのパーマ技法もあります。
ストレートヘアでいたいけど、トップがペタンコになるのが嫌、割れるのが嫌という方にお勧めです。
ただ、根元1~2センチのデザインなので、伸びてくるとペタンコに戻ります。パーマをかけた根元から、パーマ未経験の髪の毛が新しく生えてくるのですから。持って2か月といったところです。
毎月かけたとしてもダメージは気にならないと思います。詳しくはご相談くださいね。
「くるくる」と表現できるくらいのウェーブ感は、「ザ、パーマ!」って感じで華やかですよね。贅沢な、貴族のおしゃれなので!
ウェーブデザイン、楽しみましょう☆
大分市牧にある美容室attra hair designは、女性オーナーがマンツーマンで施術するプライベートサロンです。丁寧に時間を掛けたカウンセリング、理想を叶える高い技術でお客様の要望にお応えします。変わりたい、似合うスタイルを知りたい、なんとなく上手くいかないそんな髪の悩みを抱えた方がなんでも相談できる美容室です。ぜひお気軽にご来店ください。
店舗名 | attra hair design(アトラヘアデザイン) |
代表 | 田中 陽子 |
TEL | 097-558-1311 |
所在地 | 〒870-0924 大分県大分市牧2-17-5 牧ロイヤルプラザ105 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 有り(2台) |
コメント