人の肌は適度な油分のバリアによって守られています。
バリアを適度に張り替え、いかに保持するかで、頭皮環境は決まります。
それはつまり、美しく強い髪を育てるということ。
こんにちは。
梅雨をきっかけにウォーキングも行かなくなりましたが、ストレッチはしています。
意外と体柔い美容師・田中です。
筋肉をほぐし、血流を良くしておくことが健康の秘訣です。
体は資本ですから。
皆さんはシャンプーについてはどういった印象をお持ちでしょうか?
洗うことがメインではありますが、シャンプーは一番身近なケア用品です。
頭皮ケア、ヘアケア、すべてシャンプーから始まります。
人の皮膚は適度な油分のバリアで守られています。
髪も同じく。
髪は皮膚の付属器官。構造は違いますが皮膚の一部です。
大切なのは、余分なものを取り除き、適度な油分で覆ってあげること。
洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗いをすると、頭皮は傷つき、保護バリアも失って無防備な状態になります。
バリアなしの状態で紫外線や空気やエアコンの感想にさらせれるとどうなるか…(ノД`)・゜・。
頭皮も髪も、優しくしてもらいたがっています。
シャンプーを手に取る前に十分にシャワーですすぎをしてください。
バシャバシャと。
シャワーのお湯だけで頭を洗う気持ちで。
「予洗い」と呼びます。この予洗いだけで汚れと言えるものは7割~8割落ちます。
この時点でもうほぼ汚れていないのです。
シャンプーは良く泡立ててください。
特に市販のシャンプーは基盤となる界面活性剤(油を浮かせて水になじませる成分)が皮膚刺激の強いものが多いです。
洗浄力を弱めて使うくらいが丁度よいので、泡立ち始めるまで手の上で空気と混ぜてください。
泡を馴染ませて、指の腹で頭皮を優しく揉み、流しすぎ?というくらい流してください。
シャンプーの使い過ぎと、流し残しにご注意を。
一日お肌をあらゆる刺激から守ってきた皮脂に、「お疲れ様」とサヨナラして、新しい皮脂膜に交換しましょう。
お風呂上りに頭皮も髪も保湿してあげるとさらに良いです。
頭皮と髪は欲しがっている栄養が違いますので、頭皮には頭皮用、髪には髪用の保湿をしてあげてください。
フケが止まらない方は洗いすぎです。
洗っても洗っても頭皮がかゆくて脂ぎってしまう方も洗いすぎです。
敏感肌の方は特にシャンプー選びを慎重に。
臭いは頭皮からのSOS信号です。
厚みのあるフケが止まらない方は皮膚科さんか、美容師にご相談ください。
頭皮と髪は心身共に健康でないと成立しません。
ストレスが多いと髪もパサつきがち。頭皮もかゆくなりがち。
頭皮にお悩みの方には、真菌(カビの一種)の繁殖を防いでくれる有効成分「ピロクトンオラミン」配合の石鹸系シャンプー「コタ・セラスパシャンプー&トリートメント」をお勧めしています。頭皮用保湿ローションは安心の医薬部外品です。
洗い方にお悩みの方、ご相談ください。
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